こんにちは。
先日、大野百合子さんのワークショップに行ってからさらに大野百合子さんの世界にどっぷりです。
大野さんの初のエッセイ集『百魂百色 日本の神様が結ぶスピリチュアルな世界』を今週は呼んでいます。
エッセイなので、ちょっとした空き時間に読めるのですがついつい読み込んでしまいます。
その中でも、おすすめのお話をご紹介します。
控えめに言って、とってもおすすめ。
スピリチュアルな知識を知るだけではない一冊
いろんなお話があるのですが、一冊通じての大きなメッセージはありのままの私やあなたでいいということです。
と、私は解釈しています。
もちろん興味深いスピリチュアルの知識も扱われていますが、一冊全体通してどのお話を読んでもあたたかな気持ちになるのです。ぽかぽか〜。
私は特にエッセイというジャンルが好きです。
筆者とお話をしている気分になるのがいい。しかも好きな時に閉じて休憩もできる(笑)
先日のワークショップの時の記憶を思い出しながら、私のなかの大野百合子さんとお話をしています。
ワークショップ、とってもよかったです。
葛藤をどのように手放すのか、もしかしたら参考になるかもしれません。よかったらどうぞ。
読むだけでシンクロが増える
ワークショップに行く前にたくさんのシンクロがありました。
会場で聞いたソルフェジオ周波数が数日前から気になっていたり、なんかおもしろくってステキなiPhoneケースないかなと探していたら会場で見つけたり。
仕事でも明らかにアカシックレコードにつながっている感覚が増えたり、何気なくやったことが怖いくらいにタイミングがよかったり。
そして、この本を読んでいてもその時に必要な項目がパッと開いて本当に驚くようなことがあります。
私の感覚が開いているのもあるとは思いますが、私にとってはシンクロを起こしてくれるスイッチのような本になっています。
お金の話
スピリチュアルでも、よく扱われる事柄。
私も興味あります。
最近少しづつ収入が増えつつあるものの、本当はもう少し欲しい。
冒頭あたりにこんな記述があります。
「創造のしくみの中では、潜在意識と顕在意識が葛藤なく、心から望んだことは必ず現実化する」とアトランティスの叡智は明確に教えてくれています。
そして、マイケル・ルボーフ氏の自己啓発本における億万長者になる方法は、アトランティスの現実化の叡智が秘められているのだとか。
潜在意識にお金を寄せ付けない、豊かさの現実化を妨げる葛藤が存在しているために私たちは豊かさを受け取れないらしい。
でも、お金に関する葛藤と言われても、なかなか認識しづらいものです。
当たり前すぎて何が「葛藤」なのかわからない、そんな状態。
お金の葛藤を認識するワークショップのことや、最後にはかなり具体的に物質的豊かさを引き寄せるためのワークも掲載されています。
エッセイでここまで書かれているのって、珍しいなぁと思いながら私もやってみました。
お金はまだ引き寄せられてないけれど、このワークを境に徐々に「豊かさの葛藤」が浮かび上がってきています。
これは効果があるかもしれないと思っています。
過去の記憶はたった3%の事実でできている?
「あなたの過去の記憶は、究極にはあなたとは関係がない」なんて言われたら、「そんなばかな!」と思われるかもしれません。(中略)五感を通して脳に大量に入ってくる情報は、視床と言う場所が関所の役割を果たし、大脳皮質に送られる情報は極端に制限されます。視覚情報に至っては、入ってくる情報の3%しか視覚野に届いていないらしい。つまり、信じがたいことに、私たちはりんごを見ても実際のりんごの3%しか見ていないのです。
こんなの信じられますか?
記憶のなかの事実はたったの3%で、あとの97%は事実を元に引き出した経験からの情報からなのだそう。
ひゃー、怖い!事実だと思っているもののほとんどが事実じゃないなんて、怖い!
でも確かに、心当たりはあるのです。
夢から目覚めるような感覚と共に、「自分でそう判断しているだけだった」と気づくことがあります。
私はとっても疑り深いです。
人の親切すらも、何か裏があるんじゃなかろうかと無意識に思ってしまいます。
幼いころ笑いかけてくる大人を見て、恐怖しか感じなかったのです。
母もよく笑いかけてくれていて、母は怖くなかったけど、なんで笑ってんの?って感じでした。
ただ愛情を持って接してくれていただけだたのに。
理由もなく笑うことがとても怖かったのです。
幼いころからなので、その価値観を作った記憶はきっと過去世にあるのだと思いますが、ただ笑いかけてくれたという事実をイコール悪いことと判断しているのは私でした。
もしかしたら悪意を秘めた笑顔もあったかもしれないけど、少なくともこの人生においては笑顔を信じてしまったがために、痛い目にあったことはないのに。
あと学歴などの分かりやすいモノサシで人を判断してしまうこともそうです。
(抜けたから書くことができます。今思えば10年近くも無意識にそう思っていたのが恐ろしい)
最近、そのモノサシ抜きで事実を見るようになりましたが、受験で失敗した私は、その一見分かりやすいモノサシで他人や自分を判断していました。特に自分を。自分はだめだー!って強く思っていました。
塾や家庭教師として6年働いてみて思うのは、学歴で判断できるものはほんの少しです。
学力さえも正確に判断できないと思っています。
受験時の最大瞬間風速の学力でしかなく、本当の頭の良さだったり可能性は学力テストだけでは絶対に測れません。
18才の時の希望していた大学に行けなかったという事実が、目の前の事実をありのままに捉えることを妨げていたということに気づきました。
夢から覚めるみたいな感覚で、ぽろっと。
エッセイでは大野さん自身の幼い頃の記憶が、アカシックリーディングでむしろ真逆の内容だったことが判明します。
かわいらしいエピソードで、クスっと笑えます(笑)
今だからこそ、感覚的に分かることも多い
このエッセイは、思わずニヤッとクスッと笑ってしまうお話が満載なので外では読めません。
怪しいですからね(笑)
スピリチュアルな叡智を楽しく読める一冊です。
大野さんの人柄に触れるのに最適な本だとも思います。
10年ほど前に出版された本ですが、今だからこそ感覚的に分かることが盛りだくさんのエッセイかもしれません。
大野百合子さんが作られた日本の神様カードも持ってます。
日本の神々の絵柄がユニークでステキでメッセージもしっかりもらえるオラクルカードでした。