「AIで稼げる」の裏側で、私は何度もつまづいていた。
最初にChatGPTに触れたとき、正直「なんでもできそう」とワクワクした。世界中、日本中にそんな人はたくさんいたと思う。
アイデアも出してくれるし、文章も書けるし、ちょっとした仕事くらいなら手伝ってもらえるんじゃないか。
だけど──現実はそう甘くなかった。
プロンプトを打ち込んでも、なんだかピンとこないありきたりの返答。
こちらの意図をうまく汲んでくれない。説明しても空回りして、結局自分でやった方が早い。
「思ったより使えないな…」そう思ったけど、
SNSを見れば、AIで稼いでる人、爆速で仕事こなしてる人がたくさんいる。
同じツールを使っているはずなのに、なんで自分はそう思えないのか。
そんな焦りとモヤモヤを抱えていたのを、今でもよく覚えている。
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使えないんじゃなくて、使い方を間違えていた。
気づいたのは、何十回もChatGPTと対話を重ねたあとでした。
同じテーマを尋ねても、言い回しや順番、前提の伝え方ひとつで返ってくる内容がガラッと変わる。
「この違いは……プロンプトの差か？」と気づく。（役割を与えると変わるというのは有名なプロンプトですね。）
何度も、型を変えたり、目的を明確にしたり、口調まで指定してみたりした。
そしてあるとき、ふと手応えのある返答が返ってきた。
──ああ、AIは鏡なんだ。
こちらが正しく問いかけなければ、何も返ってこない。
なんとなく使っていた「プロンプト」という言葉の重さを、ようやく実感した。
とあるテンプレを見て衝撃を受けた。
その後、他の人が使っているプロンプトテンプレートを見て、さらに驚いた。
そこには、「目的」「対象」「フォーマット」「文体」まで、きっちり指定された形のプロンプトが並んでいた。
無駄のない指示と条件が整っていて、AIが迷わず動ける設計になっていた。
半信半疑で使ってみると──
「ファ！！」言葉を失うほどに、的確な文章が返ってきた。
そこからはさまざまなプロンプトを作り、出力が格段に上がった。
- アイデア出しにかかっていた時間が1/3に
- 資料の下書きが10分で完了
- 複数のプロジェクトを同時に進められるように
つまり、“稼げるようになった”というより、「1日にできることの量が爆増した」のだ。
AIで稼ぐとは「効率」を買うこと。
世の中にはいろんな“稼ぐノウハウ”がある。
だけど、AIを使うことで得られたのは、手っ取り早い収入ではなく、「もうひとりの自分」だった。
淡々と下書きを作ってくれる自分。
冷静に要点を整理してくれる自分。
疲れていてもアイデアを出し続けてくれる自分。
そう思うと、プロンプトってまさに「自分への指令書」。
どう動いてもらうかは、全部自分次第なんだと気づいた。
やっぱり、“言葉”がすべてだった。
いろんなツールを試してきたけれど、結局うまく使えるかどうかは「どう伝えるか」にかかっていた。
プロンプト次第で、成果は大きく変わる。
どれだけ便利なAIでも、問いがぼんやりしていたら、答えもぼんやりしてしまう。
逆に、伝える内容を整理して、筋道を立てて書くだけで、
「ちゃんとわかってくれてるな」と思える返答が返ってくる。
ツールを変えるより、“言葉の設計”を磨くほうが、ずっと効果があった。
むしろ最近は、プロンプトがよく設計できていれば、
AIは“自分以上の分身”になってくれる気さえしている。
まずは、“最初の1行”から。
もし、あなたがこれからAIを活用したいと考えているなら。
まずは、「うまくいってる人がどんな言葉をAIに伝えているか」を知ることが大事です。
プロンプトは“正解”じゃない。
でも、AIで稼ぐとか、AIを活用したいなら“重要な要素”になります。
もし、あなたも“正しく学んで使いたい”と思ったなら、
まずこのプロンプトから試してみてください。
