
作品作りに集中するためにマーケティングはAIを使って時短&ブーストかけましょう
ハンドメイド作家の多くの人の悩み、「売れない」
売れない原因は商品ではなくマーケティング視点の不足であることが大半です。
今や同じテイストの商品が溢れるハンドメイド市場では、検索とSNSが“言葉”で勝敗を決める。
それってどうなの?と思う部分もありますが、売るには定石(マーケティング)が必要なのは事実です。
AIに任せて購買導線を整えれば、制作に専念しながら売上を伸ばすことができます。
この記事ではマーケティングの基本を押さえつつ、ChatGPTを“第二の頭脳”として使い、短時間で購買につながるコピーを組み立てる方法を紹介します。
AIを使って「専門外」を秒速クリアしよう

結論、人間の適切な指示というエンジンでAIはマーケティングマシンになる。
気に入ってもらえる作品を作ることと、売る行為は本来は別です。
商売が一気に拡大した中世ヨーロッパから商人と職人は別であり、役割分担をしていました。
モノが溢れている現代なら商売人と職人に求められるレベルは上がっています。
そんな時代では売るのが難しいと感じる作り手は増えています。
モノを売る手法を「マーケティング」と言います。
こんな気持ちになったことはないですか?
「なんでこんなものが売れるの?」(失礼)
「私の方がクオリティも機能もいいはずなのになんでこの人の作品は売れているの?」(失礼)
そんな風に思うあなたの前には「マーケティング」と言う透明の壁がありました。
もしかしたら既に壁には気づいていて、向こう側に行く方法を試行錯誤してきた人もいると思います。

今までマーケティングの本も読んだし、ある程度知識もあるつもりだけども。
知識を知っていても、使いこなす力や応用する力は身につかないんです。
知識を知った上で使い方も身につける必要があります。
AIは知識があり、使いこなす力もすでにあります。
そこに作家のこうなりたいという気持ちがエンジンとなってAIは素晴らしいマーケティングマシンになってくれます。
作品づくりとマーケ時間のバランスは4:1

ハンドメイド作家が行うマーケティング範囲は写真撮影・説明文・SNS投稿です。
比率は作品作り:マーケティング=4:1ぐらいが目安と言われます。
売上を伸ばす鍵は、制作以外の時間をいかに削るかにあります。
AI活用前に準備すべき初期データ3点
ブランドコンセプト:どんな世界観・価値観を届けたいか
ターゲット像:年齢・ライフスタイル・購入動機など
作品スペック:素材・サイズ・価格・こだわりポイント
この3点をあらかじめ用意するだけで、AIへの指示が「質問」ではなく「指令」となり、精度とスピードが劇的に向上します。さあ、制作時間を確保しつつ、専門外タスクはAIに丸投げしていきましょう。
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作家が身につけるべきマーケティング視点

AIを使いこなすための最低限のマーケティング知識を教えるよ!
AIへの指示が「質問」ではなく「指令」となり、AIを使いこなすための最低限のマーケティング知識・視点を覚えましょう。
今から説明することの要点は暗記してください。
メモに残すとか、スクショするとかして見返して覚えます。
“今から身につけられる” 実践的な考え方を3ステップで紹介します。
「顧客視点」をつくる3つの質問
ポイントは「客観視」「離脱要因把握」「伝達方法」です。

これは自分自身に問いかける質問です。マーケターの基本の視点。
【顧客視点を作る3つの質問】
誰に届けたい? ─ 年齢・趣味・悩みを書き出す
その人はなぜ買う? ─ 使用シーン・感情・解決したい課題を整理
あなたを選ぶ理由は? ─ 素材・ストーリー・独自価値を一文で定義
専門用語では1番目をセグメンテーションと言い、2番目をベネフィット分析、3番目をポジショニング分析と言います。
もしもっと掘り下げて知りたい場合はぜひこの3つについて教えて欲しいとChat GPTに投げてみて下さい。
Chat GPTのプロンプトの基本的なことについてはこちらの記事に詳しく説明しています。
Chat GPTの始め方もあります。
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生成AIとChatGPTって何が違うの? 生成AIブームの中で「置いていかれたくない」と思いつつも、専門用語の壁に阻まれて一歩を踏み出せずにいる。 そんな状況から1歩踏み出すための、超初心者向けの記事 ...
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この3問に答えるだけで、説明文や価格設定の軸がブレなくなります。
メモを作り、AIに共有して“顧客目線の言語化”を加速させましょう。
「誰に届けたい」とかわからない... 。かわいい女の子? 自分で自分が選ばれる理由もわからないよ...。

いきなり、この視点で考えることができていたら、困ってないはず。
困った時のAIです!
AIを使いましょう。
・代表的な作品の写真を添付して、下記のプロンプトを埋めてChat GPTと壁打ちしましょう
📌<壁打ち用テンプレプロンプト> ※{ }を埋める/【】内を選択・削除してカスタマイズ
────────────────────────
あなたはハンドメイド専門のマーケター兼コピーライターです。
以下の情報を読み取り、WHO-WHY-WHY YOU フレームで分析し、
①ペルソナ(Who)②JTBD/購買動機(Why)③USP/独自価値(Why You)
をそれぞれ【100〜200字 / 箇条書き5行】で提案してください。
▼ 出力オプション【必要なら残す】
- トーン:【フレンドリー / プロフェッショナル / 少しユーモラス】
- フォーマット:【Markdown / HTML / プレーンテキスト】
- 追加成果物:【ハッシュタグ10個 / FAQ3問 / SNS向け1行コピー】
最後に A)30字キャッチコピー
B)PASフレームで150字の商品説明
C)検索キーワード10個
を <出力フォーマット> でまとめてください。
▼ 作品画像
添付画像参照
▼ 作品スペック
- 素材:{例:14kgf・淡水パール}
- サイズ:{例:全長3 cm}
- 価格帯:{例:¥3,500〜¥4,000}
- 制作ストーリー/こだわり:{例:雨上がりの水滴をモチーフにした…}
▼ ブランド情報
- ブランド名:{ }
- 理想の世界観:{例:静かな湖畔の朝のきらめき}
- 既存顧客の声やレビュー(あれば):{ }
▼ ペルソナ補足(任意)
- 想定年齢層:{20代後半〜30代前半}
- ライフスタイル:{例:在宅ワーク中心、休日はカフェ巡り}
- 購入チャネル:{例:minne / Creema / Instagram}
※不足情報があれば3問以内でヒアリングしてください。
────────────────────────
使い方に沿って、カスタマイズして壁打ちをしましょう。
壁打ちとは:自分の考えを整理するために誰かに話したり質問したりすること
この3問に答えるだけで、説明文や価格設定の軸がブレなくなります。メモを作り、AIに共有して“顧客目線の言語化”を加速させましょう。
長文・抽象語が離脱を招く3パターン

やることと同じぐらい、避けることを知るのも大事
想いが溢れすぎて喋りすぎること、気持ちがいっぱいで言葉がありきたりになることは日常でもありますよね。
マーケティングではそれは絶対避けましょう。
作品の魅力や用途がイメージしてもらえず離脱されます。
いずれも8秒以内に離脱を招く典型例。
AIに支持して即座に修正しましょう。

上記3つを避けた方がいい理由を説明するよ
- ファーストビューが200字超え
スマホの1画面内に要点が収まらないと、読者は「長そう」と判断してタブを閉じがち。最初の3行で結論と魅力を伝えるのが鉄則です。 - 抽象語の連発で具体像が見えない
「かわいい」「おしゃれ」「高品質」――⻑所をぼかす言葉だけでは差別化できません。素材名・手法・使用シーンなど、数字や固有名詞で具体化しましょう。 - ベネフィットが本文の後半に埋没
読者が求めるのは「自分にどんな得があるか」。購入メリットを冒頭30字で示し、その後にストーリーやこだわりを補足すると離脱率が下がります。
3つのパターンに当てはまる部分を30字キャッチ+具体名+冒頭ベネフィットへ置き換えるだけで、スクロール率は大幅に改善します。
顧客価値(ベネフィット)を“一文要約”するコツ


顧客価値を掘り下げても、そのあとの投稿文ですごく悩むし、AIに聞くにもどうしていいかわからないよ
まずは2パターンに当てはめてAIからアイデアを引き出してみましょう
「素材 × シーン × メリット」フォーミュラ(定型)
例:「14kgfの月モチーフで、夜デートに上品なきらめきを」
─ 素材(信頼)+使用シーン(想像)+具体的メリット(感情)を一文に凝縮。ハンドメイド作品ならではの質感や情景が伝わりやすい。
「希少性 × 行動喚起」ワンライン
例:「一点物。今夜23時までの限定販売」
─ ハンドメイド特有の限定・数量希少を前面に出し、今すぐ行動すべき理由を付加。コレクター心理を刺激してクリック率を高める。
この2つのどちらかを選んで、
下記の{ }のところに入れて質問をしてみましょう。
写真があるなら添付するとより合った回答が出力されます。
AI指示例
「次の作品情報を {素材・シーン・メリット}で30字以内にまとめ、希少性も加味した2案を出して」
この2つのコツで “手作りの質感” と “今欲しい理由” を同時に言語化でき、
作品の魅力が瞬時に伝わりやすくなります。
ベネフィットが冒頭で伝われば、読者は続きを自然とスクロールします。
ここまでの視点を取り入れるだけで、作品説明は読まれる文章へと変わります。
ハンドメイドマーケティング3大フレーム

応用の聞く思考の型(フレーム)です!覚えるといろいろ使えます。
「センスがないから書けない…」と感じるのは、型を知らないだけです。
ハンドメイド作品販売でも通用する王道コピーライティングフレームを使えば、誰でも短時間で“売れる言葉”を組み立てられます。
ここでは AIDA・PAS・FAB の3つを厳選し、作品紹介向けにカスタマイズした形で紹介します。
AIDA:注目 → 興味 → 欲求 → 行動

最初にグッと引き込むアテンションはいろんなところで使われてるんです。
作品や主張の顔みたいなものがAttentionでそこから欲求を高めて、今買いたい!と思ってもらう流れを生みます。
【AIDAの例】
Attention:14kgfと天然石の輝きに視線集中
Interest:雨上がりの水滴をイメージした限定デザイン
Desire:耳元で揺れるたび優雅さを演出
Action:残り3点・今夜23時まで送料無料
ファッションアイテムのプロモーションもこの型をよく見ます。王道中の王道!
Attention:春夏コレクションの音声かテキストとともにモデルさんのバチくそかっこいいショット
Interest:イメージ映像やアイテム複数紹介
Desire:さらに最推しのアイテムをバン!
Action:先行販売はこちらから。

見たことある〜
PAS:問題 → あおり → 解決

問題から入るパターンもある。ハンドメイド系より実用アイテム系で使われるパターン
P+Aを同時にやるパターンもあります。
2014年以降よく使われている「まだ〇〇してるの?」と言うフレーズは「問題とあおり」が入ってるパターンです。
【PASの例】
Problem:既製品は人とかぶりがち
Agitation:同じピアスが被ると気まずい…
Solution:一点物の手作りピアスで“私だけ”を演出
ちょっとマウントを取るような印象を与えてしまい、お上品じゃないかもしれないですね。
使いどころ見極めないとブランドイメージにとってはマイナスになる可能性あるので注意。
FAB:特徴 → 利点 → 便益

素材や製法に訴求ポイントがある場合に有効です
14kgfワイヤーなど素材の見た目というよりは性質に特徴がある場合に有効な型です。
【FABの例】
Feature:14kgfワイヤー+淡水パール
Advantage:金属アレルギーに優しく変色しにくい
Benefit:毎日の装いに上品な光を添え、長く愛用できる
3フレームを覚えれば、「素材・シーン・メリット」の切り口が自然と揃い、説明文の迷いが激減します。
次章では、これらを AI に落とし込んで最速でコピー化する具体プロンプトを紹介します。
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AIから最適コピーを引き出すプロンプト

ここまで準備したことを使ってAIから最適なコピーを引き出していきましょう
3大フレームを頭で理解したら、あとはAIに委ねるだけ。
素材・サイズ・想いを投げれば、ChatGPT が AIDA や PAS の構造を保ったまま秒でコピー化してくれます。
ここでは「正しい質問の投げ方」と、ハンドメイド作家向けのプロンプト例をまとめました。
AIに「正しい質問」を投げるコツ
コツを理解することでより望む回答を引き出せるようになります。
① フレームを指定:「AIDAで150字以内」
② 制約を明示:「30代女性が検索すると想定」
③ ベネフィットを強調:「一点物・肌に優しいを必ず入れて」
この3点を組み合わせるだけで、抽象的な出力が激減します。
商品説明を90→30秒に圧縮するプロンプト例
「次の作品情報をAIDAのフレームで150字、購入メリットを冒頭30字にまとめて。
POINT: 一点物 / 14kgf / 雨上がりモチーフ」
SNSネタを30件一括生成するプロンプト例
「14kgf×淡水パールのピアス。制作過程・着用シーン・季節イベントの切り口で
Instagram向けキャプション30本、各70字以内で提案して」
ブランドストーリーを磨くプロンプト例
「ブランドコンセプト=静かな湖畔の朝。ターゲット=30代在宅ワーカー。
FABフレームでプロフィールを200字、読後に“私らしい”と感じるトーンで」
テンプレを保存しておけば、作品の基本情報を書き換えるだけで毎回使い回しが可能。
マーケティング実務にかかる時間が、手作業比10分の1にまで短縮されます。
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制作に集中できる環境をAIで叶えよう

ここまでたどり着いたらあとはAIと壁打ち始めるだけ!
ここまで読んで「やってみようかな」と少しでも感じたら、その気持ちが変化の兆しです。
この記事で紹介したプロンプトをぜひ試してみて下さい。
最初の小さな一歩が、売上と自信を育てる大きな一歩になります!
まとめ & 今すぐできる次の一歩
ハンドメイド作品を「作るだけ」から「売れる」へ変えるカギは、マーケティングの型 × AI時短。
ここまで紹介したフレームとプロンプトを使えば、コピーづくりは最短10分で完了します。
あとは行動あるのみ。下記4ステップで今日中に“売れる言葉”を作ってみましょう!
1.WHO-WHY-WHY YOU テンプレを埋める
ペルソナ/JTBD/USP を30分で言語化。
2.AIプロンプトでコピーを生成
AIDA・PAS・FAB いずれかを指定し、150字以内で出力。
3.30字キャッチを作品ページに差し替え
ファーストビューを具体+メリットで刷新。
4.クリック率・売上を1週間モニタリング
改善前後を比較し、次回プロンプトを微調整。
AIとマーケティングの力を借りて、今日から“制作がもっと楽しくなる”販売体験をスタートしてみましょう!
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