花のプラバンをフリーハンドで描いてみました。いくつかアレンジも考えてみたので、
アイデア次第でいろんなお花ができそうです。
一緒に簡単シンプルな花プラバン作ってみませんか。
材料
材料はおなじみなので割愛します。
下記の記事に基本的な材料載ってるので、参考にしてくださいm(_ _)m
プラバンは、0.2mmと0.3mmを使用しました。
どっちかを選ぶなら、0.2mmがいいかな〜。小さい花を作る場合、0.3mmはたぶんきっと厳しい・・・見栄え的に。
今日はおなじみのタミヤプラバンを使って作りますよ〜
葉っぱを作る。
まずは葉っぱを作る。青と黄緑と白のパステルを使いました。
使用したのは全部ヌーベルカレーパステル。手につきにくいので気に入っています。
100均のは持っているけど柔らかすぎて手につくし、作業台が汚れるので使いにくいんですよね〜。
プラバンの準備
今回はあえて葉っぱらしい緑にしないことにしました。
指でこすった方がなぜかよく馴染む(=心なしか色も濃いめに付く)のですが、汚れたくないので、ティッシュで刷り込む。ティッシュでも十分です。
写す/焼く
次は、葉っぱの型紙に沿ってプラバンに写していく。
シンプルな形が切りやすいので、あまりギザギザ模様にしない方が作業時間短縮になる。
しかもはさみでプラバンが割れる失敗も少ない。
あまり複雑にしすぎない方が最初はうまくいきます。
はさみで切る時間を覚悟してギザギザの葉っぱもあり。
今回はシンプルなしずく型の広葉樹林っぽい葉っぱでいきます。
何枚必要か分からないので、とりあえずの4枚。
とがった先端部分は少しまあるく切ってあります。
服につけたときとか糸がひっかからないようにね。あと、肌に当たっても痛くないように。
花粉をちょいっと乗せるだけで、花になるかなーとか思ったんだけど、ならなかった(笑)
ほんのすこし丸みをつけたほうが葉っぱの雰囲気が出るので、綿棒で伸ばすように、ペンでゴロゴロする。
愛用のコピックでゴロンゴロン。
実際は手袋の上で、手の丸みも使ってゴロンゴロンと後をつけました。
4枚できあがったのがこちら。
重ねるときちんと葉っぱらしくなっている。よしよし。
コピックで葉脈も描いたものも用意すればよかったかな〜
キリや目通しで葉脈を描いて、同系色のパステルを擦り込むのもあり。
葉っぱもいろいろアレンジができる。
これをいろいろアレンジしていきまーす!
型紙から花プラバンづくり
花プラバン、嘆息しちゃうほどの可憐さですよね。
今回は、なんとか型紙も自分で作ってみることにしました。
本に載っているような息を飲むほどのすごいやつじゃないけど、型紙をどうやって作ったかも図解してみました。
ズボラと不器用さも一挙に大公開されちゃうクオリティですが、きっとこれを見て作ってくれる方は、もっと上手に素敵に作ってくれることと思います。
フリーハンドで型紙を描く!
花って花びらが円形に並んでるから円をベースに作っていきます。
そういえば、コンパスないなぁ。
正確に円を描きたいという方にはコップをおすすめします。
コップで縁取って、出来た円を4つ折りにすれば切れ目を入れていく時の参考になる中心点も分かります。
でも私はズボラっちょ。フリーハンドで描いていきます。
手順はこんな感じ。
この写真の手順を方眼紙を使って描いていきました。
そもそもプラバンは縦と横の収縮率が若干違うので、そこまで神経質になっても結局楕円になるのじゃー!と思って、フリーハンドにしてみました。
4枚の花びらの型紙をアレンジして、8枚花びらの型紙も作ってみました。
型紙にそってプラバンに写す
- 紙やすりでこすった面に油性ペンで描くとにじみます。
いつも彫刻刀を使うのですが、お子さんならば名前ペンでも大丈夫。
しかし、プラバン表面に小さな溝があるので、紙やすりで傷をつけたプラバンに油性ペンを使う時はじわ~っとにじみます。
それを見越して大きめの型紙にしておくことをおすすめします。
逆に難しくなってしまうので、やっぱりキリや目通しを気をつけて使うというのがいいかもしれません。
焼くとここまで縮む。
熱いので手袋をして4枚の花びらがだいたい同じぐらいの角度に曲げます。
プラバン0.2mmは2〜3秒も経たないうちにすぐに固まってしまいます。
失敗したら
失敗したと思ったら、すぐトースターに戻して平らになったところからやり直しできます。やりすぎるとアルミホイルにくっつき始める。
伸縮率は約3分の1
結構、ちぢみましたー!
少し花びらに角度をつけて曲げているので、実際より小さく見えていますが、縦横それぞれ約半分まで縮みます。
角度をつけているので、上から見ると約3分の1。
4枚花びらと8枚花びらのプラバンを重ねみるとこんな感じ。
やっぱり本の素敵なやつとはクオリティの差を感じますね。がっかり。
3枚集めてみたら
1つでは心細いので、最初に作った葉っぱの上に、3つを並べてみる。
お?また違う雰囲気になる。花を違う色にしてみても楽しそう。
もっといっぱい並べたくなっちゃう!
太い指では作業ができなくなったので、使いやすいラジオペンチを引っ張り出して花粉を乗せる。
つ、使いやすい!
この使いやすいラジオペンチはKEIBA。
型紙なしでも花を作る!
今まで作っていたのは、花びらが1枚1枚離れている離弁花。
朝顔みたいな合弁花ならば型紙すらいらないのではないだろうかとふと思いつく。
ということで、やってみました。
とーっても簡単なので、写真も4枚を1つにまとめて一気に説明!
- 使うプラバンは0.3mm
- 細かいことは気にせず丸っぽく切る。
- コピックやポスカなどで好きな模様を描く。
- 焼いて、花粉を乗せる。花粉は穴あけパンチで作ったよ。
簡単じゃないですか?
フリーハンドですらなく、型紙がいらない簡単っぷり。
焼いた後も、ぐにゃっと無造作に曲げるだけでなんとなくいい感じ?
赤やオレンジのパステルで色付けしておけば、アネモネの雰囲気も出せそう。
アレンジの幅が広い。
この花プラバンは花びらの広い面を活かしていろんなアレンジができます。
例えば・・・、
- ドライフラワーを乗せる。固める時はレジンでコーティング。
- アクリル絵の具で裏から模様をかく。
- 厚みがあるのでフチを塗る。
- マルカンを通す穴を作っておいてビーズを通すなど。
アクリル絵の具は、ゴールド、ブルー、スカイブルーを直径5mmほど出してプラバンの上で混ぜて模様を作りました。
アクリル絵の具はムラが気になるので厚めに塗ります。
塗るというより絵の具を乗せるという感じに近い。
重ねてもおもしろいけど、重ね過ぎて花なのかよくわからなくなっている例。
重ねる時は、大きめの花でも0.2mmのプラバンがおすすめです。0.3mmだとかさばってしまう。
とまぁ、こんな感じです。
ふぅー!楽しかった!
あとはブローチピンをつけて、夏の装いに合わせるとちょうどよさそう。
ひとこと
本に頼らずとも、ここまでできるということが分かったけど、やっぱり本や作家さんの偉大さにも大いに気づきました。
おすすめの花プラバン本と簡単に花プラバンを作る道具の記事もよかったらどーぞ。
4枚の花びらの立体の花プラバンでバレッタも作ってみました。
白プラバンと透明プラバンの2種類使い!
花プラバンの動画を作りました。
2枚のプラバンパーツを使って立体的なお花です。
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