子どもの時に使っていたクーピーと色えんぴつ。
プラバンで使うと、どちらも似た風合いになります。
クーピーには樹脂が混ぜられているため注意しないといけないこともあります。
私の失敗(笑)と共に仕上がりの違いを紹介します。
クーピーや色えんぴつを使う時にプラバンにしておくこと。
やすりがけが必要です。私はいつもタミヤの紙やすりを使っています。紙やすりは100均のものでもOK。
タミヤの紙やすりの細目セットは400、600、1000がセットになっています。割高だけど一度買ったらなくなりません。5年くらいに買ったやつをずっと使っています。
正直、細目を使い分けるわけではないですが、100均の紙やすりは粗目しかなくて安かったのでタミヤを買ったのがきっかけです。なので、あれば100均でOKです。最近ではプラバンコーナーのある東急ハンズや手芸店にも置いてあるところがあるかもしれません。
既にやすりがけをしてくれているプラバンも売っています。
B4全面をやすりがけするのは結構大変です。B4を一気にやった時に、力を込めて高速でヤスリがけしすぎて火傷しそうになりました。結構摩擦で熱くなります。
色えんぴつやクーピーを使ったものをたくさん作る予定の時は専用プラバンを購入するのも時短にいいですよね。結構疲れる作業ですから。
クーピーには合成樹脂が混ざっている。
パスティックは商品名です。クーピーも商品名です。
クーピーの方が伝わるので、ここではクーピーで。
クーピーを製造しているサクラクレパスさんによると、
色えんぴつとの違いは顔料(色の元になる粉)の他に混ぜられているものなのだそう。
だから、プラバンへの定着の仕方も少し違いがあるんですね。
描き心地も色えんぴつの方がプラバンのヤスリでつけた溝に入り込んでいる感覚があります。クーピーはすべりがいいです。その割には発色もいい。
以下引用。
クーピー → 顔料と合成樹脂系素材を混練し、成形する。
色鉛筆の芯 → 粘土をベースに顔料とワックスを混合し、成形乾燥させる。紙への定着の仕方
引用元はサクラクレパスさんの下記サイトから。
クレヨンの製造過程や絵の具の成分や歴史等も知ることができておもしろかったです。
夏休みの自由研究の資料にもなりそう。
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金銀はとても薄いけど、ラメ感はある。
左:クーピーのかき心地はすべりがいい感じ。筆跡が目立ちにくい。2度塗りすると少しだけ濃くなる。金銀も塗ってみたけどとても薄いです。大丈夫なのか・・・。
右:色えんぴつの描き心地のほうが好き。描いている、プラバンに馴染んでいるという感覚もあります。
左側がクーピー、右側が色えんぴつ。
左側の白の下のふたつは銀と金を塗りました。
写真でも見えてないけど、肉眼で見てもほとんど透明です。
焼いてみた。
おもては右がクーピーです。
若干ではあるものの、銀と金が濃くなっています。光に透かすとほとんど分からない。ラメの感じは残っています。
発色は色えんぴつもクーピーもほとんど変化なさそう。
クーピーの方が若干クレヨンっぽく仕上げることができそうです。
焼いた着後に顔料が柔らかくなっている。
クーピーは合成樹脂が入っているためか、焼いた直後は表面が少しテカテカしています。
色えんぴつはマットな感じ。
焼いた直後、早くたいらにしなくては!と机の上で押さえたのがいけなかった。
こんなことになるなんて・・・。
無垢の木で作ったDIYの机にクーピー写ってしまいました・・・orz
しかし、クーピーは消しゴムで消えるすごい色えんぴつという触れ込みなので、消しゴムで消してみた。
少し残っていますが、ここまで消すことができます。もう白い消しカスしか出てこないので諦めた・・・。
コーティングは水性ニス!
コーティングには水性ニスを使ってみました。水性ニスはパジコウルトラバーニッシュ。
いまのところ100均で水性ニスを見ないので、パジコウルトラバーニッシュがいいです。
無臭で扱いやすいのですが、乾くのに少し時間がかかるのが難点。うっかり触ると指紋が付きます。念のため半日くらいは放置しています。
主に油性ペンで描いたプラバン用に描いていますが、もしよかったらこちらも参考にしてくださいm(_ _)m
マニキュアのトップコートでも大丈夫です。油性ペンのようににじむことはなさそう。
まとめ
- 描く前には、やすりがけする。
- 金銀は薄いけど、焼けば少し濃くなる。
- 光に透かすとほぼ分からない。
- 焼いた直後のクーピー部分は色がうつるので注意したい。
- コーティングは水性ニスかトップコート。