普段から食品を選ぶとき、有機栽培や無添加と記載があるものを
できるだけ選んでいます。
化学調味料もなるべく取りたくないから、できるだけ書いてないもの、
表示の少ないものを選んでいます。
(食べたいお菓子がある時、それに調味料(アミノ酸等)が書いてあっても、しょうがないなーでも、美味しいから今日は食べよう!な程度です。ガッチガチではないです。)
そんな今日このごろ。
ふと手にとった「リンゴが教えてくれたこと」を読んで大規模生産の農業の恐ろしさをかいま見たようで、これまでよりもさらに食の安全について興味が湧きました。
東京で一人暮らしをしていた頃、おいしいものを食べると、その瞬間はおいしいのだけど、翌日になんか身体が重たい、だるい感じがすることに気づきました。
身体だけでなく、気持ちもいつもよりイライラしたり鬱々としてしまったり、
食べ物だけが理由じゃないにしても、何気なく摂取している食べ物から負の影響を受けることがあるというのを知って食の安全に興味を持ち始めました。
できる範囲でマクロビを取り入れてみたり、化学調味料を減らしてみたり、
だしの素はなるべく減らしたり、使いたい時は本当に食物の粉末と食塩だけのだしの素にしてみたり、微々たることだけど、少しづつ身体が軽くなるのを感じました。
体重は変わらないけど、だるさは以前より明らかに軽減。
気持ちも軽かったです。
そんな生活が馴染んできて、そんな少しだけ食べ物に気をつける生活が普通になってきた時に、「リンゴが教えてくれたこと」を読みました。
有機栽培と自然農法の違いや、日本の大規模な農業がどんな風になっているのか全然知らないし、人間も野菜も調和のなかで生命を表現することってすてきだなあと思いました。
何一つとして独立して存在することは難しいことなのだなと思いました。
実現できなくはないけど、それはとてもいびつな形です。
そういうことをこの本を読んで感じました。
スピリチュアル系の本のところにも置いてあるのを見るので、一体どういう本なのだろうと思っていたけど、スピリチュアルな表現は皆無に近いぐらいに感じました。
普段からそういう本を読み慣れてると、そういうふうに感じてしまうのかもしれません。
大規模な農業の危険性と、自然農法の素晴らしい果物や野菜とそこに関わる人間の素晴らしさを感じられる一冊でした。
- 作者: 木村秋則
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/10/18
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る