「神仏のなみだ」レビュー|毎日を大事に生きようと思える本。

スピリチュアル

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久々に新刊本を予約して購入しました。

届いたその日のうちに読了したのは、マンガ以外では人生で初めてです。

買ったのは、桜井織子さんの「神仏のなみだ」。10月22日発売でした。

桜井さんのブログで知って、即予約して心待ちにしていました。

私は、あまり本を即買いすることがありません。

しかも新刊本は特にです。

他の方のレビューを待って、自分も読むべきかどうか

考えてから買うことが多いんです。

読み終わっても、なお予約しておいてよかったと思います。

それでは、レビューを書いていきます。

私がこの本を買ったワケ

この本を買ったワケ。

それを話すには、最近の私について少し説明します。

小さなラッキーにあふれている

私は「運」がいいです。と思っています。といっても小さな運です。

日常の小さなラッキーに恵まれていたり、ちょっと不思議なことが起きたりします。

  • 10個ぐらい連続で信号にひっかからない。
  • 出かける時に雨がやむ。
  • 建物に入った途端に再び雨が降り始める。
  • ばったり会う人のことが、直前に脳裏に浮かぶ。

と言っても、今思いつくのはこんなものです。

でも、小さな幸せに囲まれて、毎日穏やかに過ごせています。

なんとなくの「勘」を大事に過ごすようになると

スピリチュアルは興味がありますが、スピリチュアルというのとは少し違うような、

なんとなく感じる「勘」を大事に過ごすのが「楽」だと感じるようになってきました。ここ、数年前からぼんやりとそう思っていて、

ここ数ヶ月意識的に「勘」を大事に過ごすようにしています。

勘というのは言語化できないだけで、

無意識的に外部から得ている情報のような感じです。

なんか、雨降りそうとか。

なんかいいことありそう。

よくわからんけど、すごくこれ気になる。

今、これやったほうがいい気がする。

こんなやつです。

そういう理由がよく分からないけど感じたことや、

気になったことを否定せずに認めて、

時にはそれを元に行動を起こすようにしています。

以前は目に見えるもの、論理的に納得できるものだけで

判断するように心がけていたのですが、

疲れるし、うまくいかないんです。ほんとに疲れる。

それにせっかく感じている「勘」の方が

楽に簡単にスムーズに進むので、「意識」してみようと思いはじめました。

スピリチュアルジプシーの結果

いろいろなスピリチュアル的な手法や、

本やブログなどを試してみました。

なんとなくしっくり来ないものは自然とフェードアウトし、

次の気になるものを探していきました。

そして、広島に帰ってきてから定期的に宮島にある霊山弥山に行くのですが、

一番、ここが気持ちがいいということに気づきました。

参考:弥山登山|いつも不思議な風が吹く、山全体が素敵な空気に包まれている。 - suisuisuizoo

小さい頃、祖母の寺巡りによく連れられていた空気にも少し近いです。

弥山は霊山なので、自然の空気だけでなく気持ちのよい気が感じられます。

神仏のなみだ」の著者桜井さんは神様と神社やお寺の神様とお話ができるそう。

一見眉唾もののような感じですが、

読んでみるとどうしても作り話のようには思えないのです。

著書もブログも。

ブログも本を売るためという感じがせず、結構なボリュームがあります。

日頃から瞑想、神社仏閣めぐりというのが一番癒やされて、

しかも日々の生活の感覚が研ぎ澄まされていい感じなので、

もっと知りたいと思うようになりました。

私は桜井さんのように、

鮮明にメッセージをやりとりできるわけではないですが、

「意識」を向ければ、ふしぎと雨が止むとか、

天気予報と違うけど雨降りそうとか

歓迎されている気がするとか、

そういうのを少し感じられるようになりました。

そういうワケで、すごく「神仏のなみだ」が気になり、

予約をして発売日に手にする運びとなりました。

発売日に届いた本ですが、既に第2刷。すごーい!

読んでみると、とても濃い内容でした。

これで1600円は、安い!

内容は大きく4つ

本の内容は大きく4つに分かれています。

  • 東北をめぐる旅
  • キリスト教のこと
  • 昔の人々の素朴な信仰
  • 魂が成長するしくみ

東北をめぐる旅を読むのが、この本を購入した大きな理由でしたが、

その他の内容もとてもよかったです。

東北の神様の姿になみだ

東北のことは、私は募金ぐらいしかできなくて、

友人がボランティアに行っているのを

SNSで反応するぐらいしかできていませんでした。

見えない世界の東北という視点にすごく興味がわきました。

あと、神様ができること、できないことにも普段から興味がありました。

死ぬことには意味があり、生まれる前に死期を決めてきていると聞いたことがありますが、

あんなに一気に多くの人が亡くなってしまうことに全ての人が決めてきた死期だったとは思えなかったのです。

 

その真相を知りたいと思い、手に取ったのですが、なみだせずには読めない内容になっています。

ぜひ読んでみてほしいです。

この章を通じて、私は神仏という存在をより身近に感じています。

魂の成長を促す閻魔様はとても優しい

キリストとの対話や、素朴な信仰についての章もとてもよかったのですが、

感想に関してはちょっと割愛。また気が向いたら追記するかもしれません。

最後の章はフィクションになっています。

人間の魂が、転生を繰り返して成長していく過程を

死後、閻魔王庁というところに務める新人魂の視点で語られています。

生前に悪いことをしたら閻魔様に舌を抜かれるという

脅し?みたいなお話を聞いたことがありますよね。

神仏のなみだでは、閻魔様が裁判長の裁判が行われます。

私が小さな頃は、大きな釜があるどこかふわふわしたまるい部屋で、

閻魔様と対話するイメージでした。

悪いことをしてたら怒り顔で、いいことをしていたら笑い顔という感じです(笑)

しかし、このお話ではモニターとか出てきて、

なんだかとってもハイテクな感じですが、

昔聞いたように、悪いことを受けた側の視点も見ることができて反省する場となるというのは同じです。

桜井さんの描く、閻魔様はとっても優しいです。

優しい故の厳しさもあります。

生まれる前に、青写真として人生のイベントを決めてきているという話を

聞いたことがありますが、そういうお話も出てきます。

最後のエピソードは、切なくなります。

桜井さんだからこそ書けるエピソードなのだなと思いました。

読んでよかったと思うのは読後感

スピリチュアル系の本で、あまり好きでないのが、

幻想的すぎて、足が地につかない感じになってしまう本です。

願えば叶う!イメージせよ!的な。

私たちには魂もありますが肉体もあります。

肉体を忘れてしまうような生活はしてはいけないと思っています。

桜井さんの本は、きちんと実生活を生きよう、

肉体の生活を豊かにするために、

スピリチュアルを活かそうと思えるので、

いい本だなと思えるのです。

だから、おすすめです。

よかったらアマゾン等でレビューもチェックしてみてください(^o^)

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