慢性的なじんましんが小麦をやめたら治った。対症療法ではない根本的な食事療法。

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私、夜になると脚にじんましんが毎日できてました。

かゆくって掻きすぎて脚が傷だらけだし、

熱をもって掻けば掻くほどひろがっていました。

そんなじんましんが治ったお話です。

※じんましんの写真もあるので、見たくない方は気をつけてください。

夜になるとじんましんが出る

一年くらい、ずっと夜になるとじんましんがでていました。

最初は蚊に刺されたようなぷっくりした腫れから始まります。

かゆいので掻いているとだんだん周辺にもポツポツと広がっていき、ひどいときには、太もも全体が大きく腫れるのです。蚊にさされたように膨れています。

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赤みなどはそこまでひどくないけど、患部の熱がすごい。
両手両足のみに出ます。ここまで腫れると蚊ではないし、しかもほぼ毎日でにも出るとはどういうことかと悩みました。

幸い顔や首には出ないので、衣服で隠せるのが救い。足は布で覆っておくと出にくいので夏でもレギンスや長いズボンを着用していました。生足出して腫れてくると周りの目も気になるので、生足出さずに過ごすことに。(暑いのが辛い。)

睡眠時間も7〜9時間、食事も規則正しい。運動はあまりしてないけど生活リズムは安定。

ストレスも感じていなくて、まぁまぁ幸せなのにどうしてこんなじんましんがでてしまうのだろう?と不思議でした。

じんましんの特徴

私のじんましんの特徴を箇条書きにすると下記。

・決まった時間に出る。

・最初は虫刺されのよう。(冬にもなるので虫刺されではない)

・患部が熱っぽい

・心身のストレスはない。

・仕事もしんどくない。

病院に行ってみた

病院に行くと、ひどい時に軟膏を塗ってくださいとのことでした。

そういうんじゃないんだけどなぁ。

もっと根本的に治したいのに。

対症療法ではなく、根本的に解決したい。

対症療法はやりたくないので、根本的に何か私に合わないものがあるなら、知りたいと思い、いろいろ試行錯誤してみました。そのなかで一番効果があったのが、「小麦」でした。

そういえば、ズボラなのと好物なのが合わさって、毎日パスタを食べていました。

多い日は3食パスタという日も。

<3食パスタの日のメニュー>

朝:フリッジのトマトソース炒め

昼:ラザニアorニョッキ

晩:スパゲッティ

あと広島名物のつけ麺やお好み焼き、サンドイッチなど好物はほぼ小麦粉でできているのです。

社会人になってから、「小麦粉食品を食べたいだけ食べていた」ことに気づきました。

グルテンフリーについて調べ始めます。

世の中にはセリアック病や小麦不耐症という小麦粉のグルテンで不調をきたす人たちがいることを知りました。

ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本を読んでみた。

当時の比較的新しい本で、「グルテンフリー」と「テニス観戦好き」のふたつの興味を満たす本に出会います。

その本は、ジョコビッチ氏の自伝的な内容に沿って、グルテンフリーによって体質改善を行い強くなっていった様子やグルテンフリーの具体的レシピが書かれています。

【本の大まかな構成】

  • 序章〜3章:グルテンフリーとの出会い
  • 第4〜5章:グルテンフリーの具体的方法
  • 第6〜7章:睡眠、瞑想、考え方などのメンタルメソッド

序章〜3章:グルテンフリーとの出会い

体が受け付けない食べ物を食べ物を口にしていると、体は鼻づまり、関節痛、内臓のけいれんといった形で信号を送ってくる。

引用:序章「私を生まれ変わらせた食事

列記されている症状に悩まされていることに気づきました。

ジョコビッチ氏みたいに激しい運動にプロフェッショナルなメンタル状態を維持しなくていいけど、改善できたら、私だって嬉しい。

  • 鼻づまり

鼻の奥の方が通りが悪く、息苦しい感じ。風邪を引けば咳が止まらなくなる。後に咳喘息であることがわかりました。

  • 関節痛

小学生の頃から、関節が痛くなることがありました。高校生の時には整形外科に行ってみても特に異常は見つからず、原因不明の時々やってくる膝の痛みに悩まされることに。ひどい時は階段の昇り降り時に足が曲げられない。

  • 内臓のけいれん

定期的にやってくる自家中毒(ストレスで嘔吐下痢になってしまうらしい)という症状があって、それなのかもと。大人になるにつれて、嘔吐はなくなったけど、お腹はだいたいいつも調子悪い。

第4〜5章:グルテンフリーの具体的方法

グルテンが入っている食品を知ることから始まる。

小麦粉が使われているものはもちろんだけど、コンフレーク類にもグルテンが含まれているのは意外でした。

当たり前だけど、ビールはグルテンが入っている。小麦から蒸留したウォッカも。

ビールもウォッカもあまり飲まないけど、ウォッカは意外だったなぁ。

その他にも、グルテンが含まれる食品リストもあり。

できることからやってみる

体が資本の世界一流の選手のレシピ本なのでふつうに手に入らない食材も出てくる。例えば、天然アラスカ産サーモン養殖は栄養価が低く、人口色素も入っているみたい。でも、天然アラスカ産のサーモンは、近所のスーパーに売っていない。

なので、グルテンの入っていない食材を増やしていくことからはじめました。

まず2週間ほどパスタとパンやうどんなど小麦が主原料と分かるものはやめました。

2〜3日はいつもどおりの腫れやかゆみもあったけど、徐々になくなっていったのです。

あと、広島風つけ麺も大好きだったけどしばらくおやすみしました。

島風つけ麺は、さっぱりとしていて関東でメジャーなつけ麺とは別の食べ物です。ぜひ広島にお越しの際は食べてみてください。

気がついたら、毎晩悩まされていた腫れ・かゆみが全くと言っていいほど出なくなったのです。

たまに食べてみると…

でも、ずっと食べていなければたまに食べるぐらいならじんましんになりません。

友だちとごはんの時は解禁です。楽しくごはん食べたい。

仲のいい友達数人にしか言わずに、会食ではパスタも解禁。

パスタを食べると分かっている時は数日前からいつもより入念にグルテンフリーを心がけました。友達と遊んでいる時に腫れると辛いので。

何日も控えていれば、一食ぐらい食べても全然だいじょうぶ。じんましんは出ません。

じんましんは出ないものの、喉が少し腫れるというか、ツバが飲み込みにくく感じることがあります。なので、じんましんに出なくても体にはやっぱり合っていないんだなと食べる度に思います。

体内に小麦ゲージみたいなのがあるのかもしれないですね。でも、おいしいんですよね、小麦由来の食べ物。なかなか完全にはグルテンフリーに切り替えるのは難しい。

調子にのってたくさん食べるとすぐブワ〜っとじんましんも出てきます。

一生治ることはないので、グルテンフリー食材を組み合わせながら小麦粉食品と言い距離感で付き合っていきたいです。

自分ルールのグルテンフリー

  • 手に入る食材でやってみる。
  • 食べたい時は小麦粉食品も食べる。
  • 2日連続では食べない。

ゆるいルールでもグルテンフリーを取り入れて6ヶ月位経ちますが、じんましんと距離を置くことができました。

謎のじんましんにお悩みの方は、グルテンフリー、一考の価値ありですよ〜

食品ガイドやレシピもいいし、思考トレーニングと簡単に取り入れられるフィットネスも。

油の知識が増える本。

油を取らないのではなく「どんな油」を取ればいいのかわかれば痩せることもできるとな。

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